※この記事では、第一子を誘発分娩で出産した筆者が、入院中に経験した授乳に関する話を書いていきます。
出産翌日の朝:不思議な気持ちで迎えた一日目
産後の興奮からか、夜中はなかなか寝付けず。
明け方になってようやくうとうとし始め、2〜3時間ほど眠ることができました。
目が覚めても、
「昨日、本当に赤ちゃんを産んだんだよね…?夢じゃないよね?」
と不思議な気持ちでいっぱい。現実味が追いつかないまま朝を迎えました。
入院中の楽しみ:有名な“おいしいご飯”
私が入院していた産婦人科は、ご飯がおいしいことで有名な病院でした。
普段はパン派の私ですが、朝から豪華な和食が3〜4品。
彩りも美しく、味付けも濃すぎず薄すぎず、絶妙な塩加減。
控えめに言って、最高!!
「こんなおいしいご飯が毎日食べられるなんて…✨」
入院費はお高めでしたが、これだけおいしいとお世話も頑張れる気がしました。
赤ちゃんとの再会と、母子同室の判断
昨日は出産間際に呼吸が苦しくなってしまい、保育器に入っていた我が子。
この日は元気に新生児用の移動式ベッドで眠っていました。
何もかもが小さすぎる。
こんな子が10か月もお腹にいたなんて信じられない。
……可愛すぎる!!♡
希望すれば午前中から母子同室も可能でしたが、寝不足でふらふらしていたため、午前中は授乳指導のみ受け、赤ちゃんはナースステーションに預けることにしました。
病院によるとは思いますが、私が入院した産婦人科は、基本は母子同室だけれど、休みたいときは気兼ねなくナースステーションで預かってくれる産院でした。
初めての授乳指導:母乳とミルクの練習
午前中の授乳指導では、
- 実際に母乳をあげる練習
- ミルクの調乳方法のレクチャー
を受けました。
貧乳ゆえの苦戦
もともと貧乳の私。
妊娠中も、1カップ大きくなったかな?くらいの微々たる変化のみ。
『こんなひょろいおっぱいで母乳は出るのだろうか…?』
自分の手でグイッとおっぱいを持ち上げて赤ちゃんの口元にフィットさせるのですが、高さがないので、これがなかなか難しい。
そしてめっちゃ肩が凝る。
スパルタ助産師さんの指導
基本的に、皆さん優しい助産師さんだったのですが、私が授乳指導を受けた方は、ちょっとスパルタ系でした。
「もっとしっかりグッと近づけて!赤ちゃんに遠慮してる!」
と言われ、たじたじの私。
赤ちゃんも一生懸命乳首を探して飲もうとしていて、お互いに一生懸命。
まるで初めての共同作業のようでした。
痛みのリアル
しっかり吸えたときは嬉しいけれど、例えるなら「カメに乳首を噛まれている」ような感覚。
歯はないはずなのに、結構痛い。
深く吸わせないと乳首の根元が裂けてしまうらしく、上手に吸ってもらえるようになるまで2日ほどかかりました。
乳首の保護のため、助産師さんからのアドバイスで、ピジョンの二プルを購入。
私の産院では、自販機で1,000円で販売されていました。
天然由来成分100%のオイルなので、赤ちゃんの口に入っても安心。
洗い流し、引き取り不要なので、そのまま授乳できました。
慣れない母乳育児は、誰もが乳首の痛みに直面するかと思います。
その場ですぐに入手できないことも多いかと思うので、入院前に購入しておくと安心かもしれません。
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母乳→ミルクの流れと、慣れない授乳の大変さ
産後はすぐに母乳が出るわけではないので、
- 母乳を左右5分ずつ吸わせる
- その後ミルクを足す
という流れを教わりました。
ただ、吸っている途中で力尽きて寝てしまうことも多く、なかなかスムーズにはいきません。
さらに、母乳のあとにミルクを作るのですが、ベッドに置くと泣いてしまうため、
片手で抱っこしながら、片手でミルクを作る
という、今思えば危険なやり方をしていた私。
「母乳あげる前に作っておけばよかったじゃん…」
と今なら思うのですが、その時は必死すぎて気が付きませんでした。
頻回授乳の成果:ついに母乳が出始める!
昼夜問わず、2時間おきくらいで授乳を続けていたところ、
3日目(退院前日)の夕方、急におっぱいが張ってきました。
円盤が入ったような違和感。
シャワーのときに鏡を見てびっくり。
「誰のおっぱい?!」
と思うほどパンパンに張り、凸凹しているほど。
こうなると、常に吸ってもらわないと胸が痛くてしんどい状態に。
本来ならば、前日はゆっくり休んで体力を温存したかったのですが、
吸ってもらわないと、乳腺炎になるかもという不安から、この日も母子同室で頑張ることにしました。
母子同室3日目:寝ない赤ちゃんとの長い夜
母子同室1、2日目は、2時間おきの授乳とはいえ、授乳後は比較的よく寝てくれた我が子。
しかし3日目はまったく寝ず。
- おむつ替え
- 授乳
- ミルク
- おむつ替え
- 哺乳瓶洗浄
- 抱っこ
このループをひたすら繰り返す夜。
助産師さんからは、授乳の前後で、おむつが濡れているか確認して、濡れているようなら替える、と教わっていました。これも産院によって指導内容はまちまちかと思いますが。
授乳前に替えても、授乳後にはおむつのラインが青くなっている(おしっこが出ているサイン)ので、おむつ替えもエンドレス。
今思えば、濡れていても前後どちらかで替えればよかったなと思うのですが、くそ真面目な性格なので、忠実に言われたことを実行するのでした。
抱っこで寝たかな?と思っても、ベッドに置くと泣く。
また抱っこして…の繰り返し。
気づけば次の授乳の時間……
いつ寝られるのだろう…。
あまりにも寝てくれないので、我が子を抱っこしたままナースステーションへ。
『どうしたら寝ますか?』
と助産師さんに相談すると、
「新生児はみんなそんなもんよ。つぶさないように添い寝でトントンしてみたら寝るかもね。」
と言われ、さっそく試してみると、ようやく寝てくれました。
過去一眠かったけれど、小さくてかわいすぎる我が子との初めての添い寝。
幸せな時間でした。
自分もうとうとしつつ、つぶしてしまわないように熟睡はせず、なんとか朝まで持ちこたえました。
授乳量の変化:努力が数字に表れた瞬間
翌日、授乳前後の体重差を測ると、左右5分ずつの授乳で 40g増加!
頑張って頻回授乳した甲斐があった…私、頑張った…!
と、ものすごい達成感(自己満)✨
退院前の産後指導では、
- 基本は母乳
- 寝る前だけ必要に応じてミルクを足す
とのこと。
結局、退院後1〜2日は寝る前にミルクを足しましたが、その後も順調に母乳が出て、
完母で育った我が子。
第一子と第二子の違い:夜間授乳の影響
私は特別母乳が出やすい体質ではありませんが、
やはり軌道に乗せるには、
- 出なくてもとにかく吸わせる
- 夜間も授乳する
この2つが大切だと実感しました。
第一子については、退院後も1か月くらいは、昼夜問わず2時間おきに授乳していたため、1歳4か月まで完母。
一方、第二子は混合で、夜はよく寝てくれて夜間授乳が少なかったため、生後5か月で母乳が出なくなり完ミになりました。
混合のやり方も、毎回、母乳あげる+ミルク足す、というやり方ではなく、
母乳のみ⇒ミルクのみ⇒母乳のみ⇒ミルクのみ⇒母乳のみ
みたいに、母乳の間隔を結構空けてしまったことも、出なくなった原因かと思います。
母乳をしっかり続けたい方は、母乳をあげる間隔を空けすぎないようにすることをお勧めします。
(母乳をパスできるターンがあると、自分以外の他の人でも対応できるので、自分が楽というメリットもありますが)
また、夜間と朝は比較的出がいいので、そういう時はしっかり吸ってもらう。
午後から夕方にかけて出が悪くなりやすいので、そういう時は母乳の後にミルクを足す。
そして、水分補給をしっかりと。
同じ母でも、やり方と子どもの状態によって、母乳の出に差が出るのだと体感しました。
母乳でもミルクでも、我が子二人は元気に育ちました◎
自分が辛くならない範囲で、上手に使い分けていただけるといいかなと思います。
※第一子についてはまだまだ書きたいことがたくさんありますが、
次回は一旦、第二子の妊娠・出産エピソードを書いていこうと思います。
同じ母でも子どもが違えばお産も違う。
二人目を考えている方、二人目を妊娠中の方に、是非ご覧いただきたいと思います!



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