【卵巣嚢腫術後】第一子出産エピソード(誘発分娩2日目)

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※この記事では、誘発分娩が決まった私の、入院2日目の様子をお伝えします。

結局、謎の中の痛みはあれど、陣痛は来ず、一晩苦しんだ私。少しずつ痛みも遠のき、夜中から気が付けば眠りについていたのでした。

朝7時頃、昨日の助産師さんが部屋に顔を出し、
「少し寝られて良かった。朝ごはんの後に昨日入れたラミナリア抜いて、子宮口の開き具合確認しますね。」と。
『抜くのは痛いですか?』と聞くと
「痛くないよ、入れるほうが痛いから大丈夫」と言ってくれて一安心。
あの痛みは入れるときだけか、良かった…!!

「はーい、力抜いて楽にしてね~」
深呼吸して力を抜く私。12本入っているラミナリアは水分を含んで膨張。
え、めっちゃ引っ張っているけどなかなか抜けないぞ??
……てか、めっちゃ痛いやん!!!!!聞いてた話と違うんだけど…
痛すぎて声が漏れる私。ようやく抜けたが、抜けた瞬間出血もそれなりにあったような感覚…

個人的には、抜くほうが痛かった…(´;ω;`)
助産師さん、痛くないって言ったじゃん…
今思えば、怖がらせないために、痛くないと言ってくれたのかもしれない。

「子宮口、3センチくらいになったかな~」と先生。
「今日産まれたら奇跡だね。」
え、今日産まれるものだと思っていたから、まだ産まれない可能性大ということに落胆する私。
そして痛かった割に、まだ子宮口3センチかぁい…と心の中でぼやくのでした。

そしてここからが本番!いよいよ促進剤の点滴開始!
まずは少しずつ様子を見ながら量を調整していくそう。
16時までにいい波が来なければ、今日は仕切り直しで、また明日から再開とのこと。

午前中は特に何も変化がなく、普通に陣痛室で過ごす私。
何度か助産師さんが様子を聞きに来てくれるも、変化がないので、2時間くらいしてから促進剤の量を増やしていく。

すると、お昼前くらいから、お腹が痛くなってきた。これは陣痛か…?
と、ここでちょうど昼食の時間が来る。今日のメニューは中華。なかなかヘビー。
「これから本格的に陣痛が来て体力消耗するから、無理しない程度に食べられそうならしっかり食べるといいよ。」と助産師さんに言われるも、5分おきくらいに痛くなるお腹の痛みで、若干食欲が失せてきた私。途中、便意をもよおし、トイレですっきり💩
結局2割ほど残してしまったが、「十分十分!頑張って食べたね!」と、褒め上手な助産師さん。

昼食後、痛みが本格的になってくる。
最初は下腹部の痛みだったが、徐々に腰の痛みに変わってきた。

夫に逐一状況をLINEで報告していると、立ち合いはいつから平気なのか?と。
担当の助産師さんに聞いてみると、「今日は入院の人も少ないから、もう来てもらっても大丈夫だよ」と言ってくれ、13時くらいに夫を招集。30分しないうちに夫が到着したが、そのころにはすでに余裕がなくなっていたのでした。

助産師さんが、「旦那さん来てくれたから、腰さすってもらおうか。陣痛のタイミングでこの辺りをグーっと力入れてさすってあげるといいよ。」とレクチャーしてくれました。
助産師さんのマッサージが最高に気持ちよくて、痛みも楽になるのだけれど、夫のはなんだか力が入ってなく、場所もそこじゃねぇ、という感じではあったが、頑張ってさすってくれるので、とりあえず「ありがとう」と言って耐えるのでした。

痛みはさらに増し、腰だけでなく尾てい骨のあたりが猛烈に痛くなってきた。
夫の腰さすりではもはや全く効果なく、ついに自分のこぶしで尾てい骨を叩き始めた私。
夫も長時間さすっているので腕が死んできたようで、さすっている場所がどんどんずれていく…
こういう時、いろんな人の体験談によると、「そこじゃねぇよ!」とブチぎれた人も多いようだったが、ブチぎれる気力もなく、無言で夫の手を持ち、さすってほしいところに持っていったり。。

陣痛って、痛みのピークが終わると楽になって、また痛みのピークが来て、という繰り返しだと聞いていたけれど、ピークが過ぎても余韻でずっと痛い…。多分5分どころか、3分間隔くらいでピークが来て、1分くらい続いて、余韻の痛みに耐えているうちに、また次のピークが来て…
痛いときは深呼吸して痛みを逃し、ピークが過ぎたら水分をこまめにとって、、の繰り返し。
痛みが来る時は、体が熱くなるので、うちわであおいだりしてとにかく忙しい…。ハンディ扇風機なども持参していなかったので、尾てい骨をガンガン叩いたり、うちわ仰いだりと、夫も自分も、腕がパンパン状態。

陣痛間隔3分となると、子宮口の開きも6、7センチとかになっているはずが、痛い割に子宮口はあまり開かず、「4センチだね~」とのこと。
まだ4センチか……絶望する私。
陣痛に耐える中で、何度か先生や助産師さんが子宮口の開きを確認しに来るのだが、これが本当に痛い…!特に陣痛来ているときに指を突っ込まれるのは悶絶…。


辛い状況を何とか耐えるも、促進剤終了の時間がやってきてしまった。
これ以上進まないと一旦判断され、促進剤をおしまいにして、明日また仕切り直しと告げられる。

これをまた一から明日やり直しなんて、耐えられない…!!!
促進剤投与を止めたのに、ずっと痛いのが続く。
「促進剤止めたのにまだ痛いです…」と助産師さんに弱音を吐くと、
「そんなすぐに痛みは治まらないよ~」と軽く言われ、悲しみのどん底に落とされる私。

少ししてから、再び先生と助産師さんが現れて、もう一度内診するとのこと。
どうやら促進剤は切ったけれど、お腹に巻いているNSTによると、陣痛のいい波が来ているよう。

「あれ?破水したかな…?子宮口、7センチくらい開いてる。今日このまま行っちゃおう!促進剤再開して!」

…え…?破水??いつ??さっきの内診が痛すぎてその時かな…?
破水した感覚はなかったけれど、とにかくあれだけ頑丈だったわたしの子宮口は、ようやく開いてきた模様。
あとちょっと頑張れば終わる…!一筋の光が見えました。

そこからはもうあれよあれよと進む。
急にいきみたい感覚に襲われる。💩を踏ん張る感じに似ていた。
『なんか💩出そうな感じです…』
「よし、じゃあ一回うーんっていきんでみようか。」
『う~~~~ん』
「そうそう上手上手!」
『なんか本当に💩出てきそうです。。。』
「大丈夫、お尻抑えているから、もう一回いきんでみて」
『う~~~~~~~~~~~~ん~~~』

あっ………
今絶対💩出たわ…
『すみません、💩出ちゃったかもです』
「出てない出てない!大丈夫だよ!」
夫もいたので、平然を装って、優しいウソをついてくれた助産師さん。

「そしたら次の痛みのピークが終わったら、部屋移動しようか。頑張って歩けるかな?」
え、この状態で歩くですと……???
と思ったけれど、ここは頑張るしかない!
次の痛みが来る前に何としてでも移動しなきゃ!
そう思って重い腰を上げ、もうすぐ産む妊婦とは思えないくらいの早歩きで分娩室の手前の部屋まで歩くのでした。案外歩けるもんです。

分娩台に上がる前に、もう一度子宮口の開きを確認。
「もう全開だね、よし、次痛みがおさまったら分娩台行こう!」

いよいよこの時が来たか…!
ここまでくると、痛いというより、もうやるしかない!というスイッチが入る。
分娩室までもスタスタ歩き、サポートしてもらいながら分娩台に上がる。
無事夫も立ち合い着に着替えてスタンバイ。
…実は立ち合い出産に不安を抱えていた夫。人が苦しんでいる姿や血を見ると、自分が失神してしまうタイプと聞いていたので、大丈夫か心配でしたが、あれよあれよと進んだのが良かったのか、案外平常心でそこにいたのでした。

この時、他にお産になる人もいなかったようで、先生二人と助産師さん二人が対応してくれました。
「次の痛みが来たら、息を止めていきんで!おへそを見る感じで少し上体を起こして!」
ここまでくると、痛いというより、めっちゃ固い💩を出すような感覚。

「そうそう上手!頭が見えてきたよ!触ってみる?」
そう言われて、手を引っ張られた先には、ふやけたような不思議な柔らかさが…

「あと2回で出るよ、頑張れ!」
ああ、もう少しだ…
とここで赤ちゃんが苦しくなっているとのことで、酸素マスク登場。
「しっかり息吸って吐いて~!赤ちゃんに酸素送るよ~!」
「次の陣痛で息止めて、いきんで~~~!」

『うう~~~~~~~~~~ん…!!』

「頭出たよ!次産まれるよ!痛い波来たら教えて!」

『あ、来ました』

「よし、せ~~のっ!」
『ううう~~~~~~~~~~~~~~~~んっ!!』
「ちょっとお腹押すよ~!息を大きく吸って~~、はい!止めていきんで!!」

『ううううう~~~~~~~~~~~~~~~~~~んんっっ!!!!!』

…にゅるん

そんな感覚がした時、無事に長男爆誕!
「産まれたよ~~~!」

はあ…良かった……
でも、産声が聞こえない…?
赤ちゃん、苦しかったかな?大丈夫かな…?
不安が押し寄せる。

  おぎゃ~~~おぎゃ~~~~

あぁ、良かった…
そう思ったら、涙が止まらなくなりました。
夫も隣で静かに涙を流していました。
「ありがとう。お疲れ様。本当に頑張ったね」

一通り処置をすると、赤ちゃんを抱かせてもらいました。
最後は苦しかったのか、少し顔が青ざめている赤ちゃんを見て
『頑張ったね。本当に頑張ったね。偉いよ~~』
…べそかきながら、ひたすら「頑張ったね」と言い続ける私。
初めて抱いた赤ちゃんは、少し硫黄の匂いがした。

感動も束の間、まだこれで終わりではありません。
胎盤を出すのと、会陰切開した傷を縫うのと、いろいろ残っています。
胎盤はお腹を軽く押されて、痛みもなくプルンと出てきた。
「すんごい立派な胎盤!!これへその緒!!」
と助産師さんが見せてくれた、そのグロさと大きさに驚く私。
こりゃ赤ちゃんも居心地いいわけだ。この胎盤とへその緒のおかげで、立派に育ったのだな~としみじみ感じながら、まだ余韻に浸っていると、、

ちくちくちく…
先生が無言で会陰の傷を縫っている。
『いてっ…いてっっ……』
「ごめんごめん、もうちょっと我慢してね~」
あっという間だったので記憶がないが、おそらく出産前、分娩台に上がってから、小股に麻酔をして、会陰切開していた模様。切られたときは全く痛みを感じなかったけれど、産後落ち着いた今、地味に痛い。でも、陣痛の痛みで麻痺っていたので、本当に大した痛みではなかったのを覚えています。

一時は今日産まれないかもと絶望に立たされた私でしたが、無事に出産ができて本当に良かったです。明日これをもう一度やるなんて無理…!という気持ちが赤ちゃんに伝わって、そろそろ出てやるかと、赤ちゃんのスイッチが入ったのかもしれません。
産婦人科の先生や助産師さんには本当に感謝でいっぱいです。
出産直前のあの一体感はすごいなぁと、この記事を書いていて改めて思います。

そして、辛いときに腕が死ぬまで支えてくれた夫にも本当に感謝です。
あの辛さは一人では乗り越えられなかったと思います。

無事に出産できたことは、私にとっての何よりのプレゼントになりました。

※次回は産後の赤ちゃんのお世話、体の状態についてお伝えします。よかったら見てください★
※個人の体験談なので、同じように誘発分娩を控えている方は、あくまで参考程度に御覧下さい。

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